子供の頃、
いつも空想の中で、夢見ていたのは、
西洋の古いお城や童話の世界。
古びた家具、
色褪せた本、
ひびの入った小瓶、
ノスタルジックなレース、
ふぞろいのボタン、
それから・・・
アンティークと呼ばれる
心魅かれるものたち。
どこかしら漂う懐かしさと、
誰かから受け継がれた想いと、
海の向こうから届いた宝物たち。
大好きなアンティークを集めた
ギャラリーへようこそ。
前回、トイミシンをご紹介しましたが、これは本物。
ずっとずっとほしかったシンガー社のアンティークミシンです。
シリアルナンバーから製造された年代を調べたところ、
1919年のアメリカ、ニュージャージ州/エリザベス工場で
製造されたもののようです。
100年も前のものが、巡り巡ってこうして
我が家にもやってきました。
ずっとほしいと思っていたトイミシン。
やっと見つけたお気に入りの子です。
オモチャとは思えない細かい作りに見とれます。
小さくても存在感のあるアンティークです。
なぜか昔から、お城やお屋敷などで使われていた
古い鍵に魅かれます。
アンティークキーは、大きさもデザインも様々で、
お店で見つけると、つい買ってしまう
コレクションのひとつです。
アンティークの糸巻きって、どうして可愛いんでしょう。
右のシルク糸は、1950年頃のものだそうですが、
デッドストックなので美しい状態のまま。
左の小さなボビンも、木製の味わいが好きです。
お針子さんの裁縫箱みたいに、
たくさん集めたくなるアンティークのメルスリーです。
以前からずっと部屋に置きたいと思っていた二眼レフカメラ。
primoflexのカメラです。
ジャンクなので、実際に撮影することはできませんが、
それでも存在感たっぷりのアンティークです。
Laine St.Pierreの糸巻きと、デットストックのボビン。
折れ目があっても、色が少し褪せていても
それがアンティークならではの味わいです。
アンティークのホーローには、深い味わいがあって。
そこにあるだけで絵になる気がします。
ずっと前から欲しいと思っていたアンティークスケールは、
イギリス製、SALTERのもの。
金のラインがさりげなく上品なバターディッシュと
蝋燭立ての完成されたデザインがステキなのです。
「DUNDEE」のマーマレードジャーは
やっぱりなくてはならない一品。(中)
ラベルのロゴも素敵なアンティークボトル。(左)
子供サイズの靴型は、
約100年前の英国の歴史を感じさせます。
洗礼用に使われたものでしょうか、ベビー用のレース帽は、
その見事な刺繍と繊細なレースがとてもステキです。
どんな淑女が身に着けていたものか、
想像してみるのも楽しいアンティークジュエリーは、
身につけるより大切に飾っておきたい一品。